昭和53年、日本中が高度経済成長に向かい突っ走っていた時代に 新幼児教育研究会は誕生しました。 目まぐるしく変わる時代のなか、幼児の保育や教育を前向きに考え、 来るべき新時代を見すえて、多くの情熱を持った教育者たちが 日本中から集まり、自身の教育感や理論を熱心に語りあい、 こどもの持つ無限の可能性をどう伸ばしていくかを研究してきました。 あれから、どれ程の年月が流れたでしょう。 私達、新幼研は今も夢中であの頃の夢を追い続けています。 そして、教育の世界に新しいエネルギーを誕生させるべく、 次世代へとその熱い志は受け継いでいきたいと思っています。
こどもたちは、小さな体からはまるで想像できないくらい大きな世界で物事を見ています。
そして、その世界を広げてあげたいと考えます。
私たちは今だからこそ、こどもの伸びゆく姿に深く学び、深く共感し、
こどもたち一人ひとりの持つ可能性を高めていかなければならないのです。
「こどもにまなび、こどもとまなぶ。」これが新幼研の基本理念です。
昭和53年(1978年)11月27日、大阪市のパドマ幼稚園を会場に、新幼児教育研究会結成総会が開かれ、誕生しました。
平成30年(2018年)に40周年を迎えました。
その間、幾度となく幼児教育に斬新な取り組みを見せる園を見学し、様々な分野の専門家を招いて、多角的に幼児教育を見直したり、ベテランも若手も関係なく、お互いを認め合い伸ばしあう教育者どうしとして切磋琢磨しながら、幼児教育の「今」を牽引してきました。
そして現在に到るまで、こどもの可能性と自発性を大切にした教育を常に考え続けています。
歴代会長
初代会長 :井上 文克 先生(1978〜1983年会長)